March 10, 2018: 初開催! 蔵カフェにて
東京府中で初開催のホームムービーの日。
上映されたフィルムは11本。
府中在住の4人の方々からお借りしたフィルムを上映しました。
1人につき20分ほどの上映になるよう、あらかじめフィルムを選定し、それぞれ新しい時代に撮影されたリールからかけて、時代を遡っていく形をとりました。
内容は、1950年代から80年代に撮影された、主に府中市内や多摩周辺の映像です。比較的新しいシングル8というフォーマットのカラーフィルム(サウンドつきも含む)から、ダブル8という古い白黒のフィルムでしたが、いずれも比較的状態が良く、上映は滞りなく進みました。
上映中にはフィルム提供者の皆さんにコメントをつけていただきました。
どなたも喋りが上手で、観客との掛け合いが楽しく、アンケートでも好評でした。
また、地元ではおなじみの府中4中、1小、旧甲州街道などの映像が映ると、地元の方々からどよめきが聞こえました。特に1958年のアジア競技大会の聖火リレーのフィルムには、観客の皆さんの目が釘付けになっているのがわかりました。
また子どもの映像では笑いが飛び出し、全体にとてもよい雰囲気でした。
観客の方々は市内外から集まりました。
フィルムの持ち主のご家族・友人など関係者をはじめ、スタッフの声がけで来てくださった地元府中の方々、他の土地で「ホームムービーの日」を開催している方々、8ミリフィルムで作家活動をしている方々などが駆けつけてくださいました。また20代の若い世代も数名いたのは嬉しい限りです。
交流会は歓談で終わりましたが、懐かしい顔との再会や、新しい出会いが生まれていました。
会場の蔵カフェの古い材木が全体を包み込み、互いの距離を縮めたような気がします。
フィルムの持ち主の皆さんは、今回の機会がなかったらフィルムを見ることはなかった方ばかりでした。特にサウンド付きのフィルムを持ち寄った方からは、とても感動したと言っていただきました。
フィルムを提供してくださった皆さま、会場を手伝ってくれたスタッフの皆さま、機材を提供してくださった皆さま、様々な相談に乗ってくださった皆さま、影ながら応援してくださった皆さま、そしてカンパをしてくださった皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。
いろんな縁が重ならなかったら、今回の上映は実現しませんでした。
ただただ感謝あるのみです。
ありがとうございました。
写真撮影:芦沢友紀子
開催概要
東京・府中市に住む方々のお宅に眠っていた8mmフィルムをお借りして映写機でカタカタと上映します。
1960年代から80年代にかけて撮影されたホームムービーたち。
スクリーンに地元の小学校の運動会、武蔵野線開通トンネル工事、高尾山、多摩動物公園など、むかしの府中や多摩地域の風景がひろがります。
築160年の蔵を改造した空間でつかの間の時間旅行を楽しんでみませんか。
(予約制・定員30名)
1960年代から80年代にかけて撮影されたホームムービーたち。
スクリーンに地元の小学校の運動会、武蔵野線開通トンネル工事、高尾山、多摩動物公園など、むかしの府中や多摩地域の風景がひろがります。
築160年の蔵を改造した空間でつかの間の時間旅行を楽しんでみませんか。
(予約制・定員30名)
*「ホームムービーの日」は地域や家庭に眠る映画フィルムを持ち寄って上映する企画として、世界中で開催されています。日本では映画保存協会が普及に努めています。
**スケジュール**
3月10日(土)
13:30 開場
14:00 上映開始
15:30(予定) 交流会
3月10日(土)
13:30 開場
14:00 上映開始
15:30(予定) 交流会
**参加料**
上映イベントは無料ですが、入場時に1階のカフェでケーキセットをご注文ください。
蔵カフェさんお手製のケーキと飲み物は交流会でいただく予定です。交流会に参加できない方はあらかじめお知らせください。
上映イベントは無料ですが、入場時に1階のカフェでケーキセットをご注文ください。
蔵カフェさんお手製のケーキと飲み物は交流会でいただく予定です。交流会に参加できない方はあらかじめお知らせください。
*場所*
蔵カフェ2階(老舗酒屋 中久本店のとなり)
東京都府中市宮西町4-2-1
蔵カフェ2階(老舗酒屋 中久本店のとなり)
東京都府中市宮西町4-2-1
主催:アーティスト・コレクティヴ・フチュウ
協力:映画保存協会
協力:映画保存協会
Fuchu is an old town located in the west side of Tokyo, which has not damaged by fires or bombings in WW2. Although many residents in Fuchu have thrown their home movie films away, there is still a big possibility of finding preserved 8mm films in closets of their old houses.
The first edition of Home Movie Day in Fuchu will be held on 10 March, 2018 at Kura Cafe, a renovated old store house built 160 years ago.
If you will be around in Tokyo area in March, please come and join us. Participating in the event is needed to be pre-booked by just clicking "going" as the capacity of the venue is only 30 people.
Also, we are having a cafe time (around 850 yen for a coffee and a hand-made cake) after the screening to chat about the films we see.