府中市市民講座「時をほどく、記憶の手ざわり -8mmフィルムと古写真が語る府中-」を担当

府中市市民活動センタープラッツ主催の市民活動入門講座「団体の活動を体験! なつかしいものや映像にふれてみよう」の2回目の講座を私たち、むさし府中アルキヴィオが講師を務めました。

今回の講座では、地域に残る8mmフィルムや古写真を手がかりに、昔の府中の風景や暮らしをたどりながら、参加者のみなさんと記憶を持ち寄る時間をつくりました。

当日は、ホームムービーの上映だけでなく、フィルムのスプライシング体験や映写機体験も実施しました。実際にフィルムを切って貼ってつなぐ作業や、ハンドルを回して映像を動かす体験を通して、デジタルでは味わいにくいアナログメディアの手ざわりや面白さに触れていただきました。

上映では、フィルム提供者の語りとともに、昭和の府中の風景や家庭の日常を見つめ直しました。映像を見ながら心に残った言葉をふせんに書き出し、それぞれの思い出や地域の記憶を語り合い、会場には和やかな対話が生まれました。土地が違っても共通する習慣や記憶が見つかり、参加者どうしの距離が自然に縮まっていったのが印象的でした。

また、昔の地図を囲みながら、府中のまちの変遷や、くらやみ祭りの日のにぎわいを始め、日本社会の記憶について語り合う時間になりました。さらに、市民の方から提供された戦前の古写真も鑑賞し、個人の記録が地域や時代の記憶と深く結びついていることを、あらためて感じる機会となりました。

講座後のアンケートでは、「昔の府中の風景や生活を映像や写真で知ることができた」「地域の歴史を身近に感じられた」「自宅にある古い写真を見直してみたくなった」といった声が寄せられたそうです。ホームムービーや古写真を通して、地域への愛着や交流が育まれる時間になったことがうかがえます。

講座当日の様子は、府中市市民活動センタープラッツの開催レポートでも詳しく紹介されています。写真つきで、会場の雰囲気や参加者のみなさんの対話の様子も伝わる内容です。ぜひあわせてご覧ください。

開催レポートはこちら

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